脳神経外科大学院生を全国から募集
(本物の研究を身につけたい、やる気がある人は、徳島大学に来たれ!)
徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部・脳神経外科分野では、大学院生として研究を行いたい脳神経外科医を教室外からも募集します。 毎年、1-2名の大学院生が徳島大学脳神経外科学教室内から、通常専門医取得後に入学し、3~4年間の研究を行い、素晴らしい業績を上げています (論文業績参照)。また、学外からの大学院生にも門戸を開いております。
他大学の出身者や大学には所属していない脳神経外科医で、大学院で3~4年間基礎的研究を行い、 学位取得をめざしたい人、リサーチマインドを身につけたい情熱ある脳神経外科医を募集します。
これまでの研究成果をご覧ください。また本年からは、動物用の7テスラMRIやPET、数多くのバイオイメージング装置が導入され、 さらに研究の進展が期待されます。指導は、髙木康志教授、スタッフおよび北里慶子研究室長を中心に行います。
(年によってはリサーチアシスタントやティーチングアシスタントとして、資金を獲得できることがあります)。
(生活のためのパート勤務の紹介はいたします)。
(本人の希望に応じて、施設を推薦などいたします)。
(大学院生募集要項をご覧ください)。
大学院受験の前に①履歴書(写真付き)、②業績、③研究希望の内容と理由、④推薦書(施設長など)を、徳島大学脳神経外科医局宛てに送付下さい。
試験前に髙木教授、北里研究室長による面接を行います。
「臨床医は多くの患者を救えるが、研究をするものはその結果次第で、その何千倍もの患者を救える可能性がある」(徳島大学脳神経外科 永廣信治 前教授のことば)
私たちは動物実験の倫理を遵守し、基礎研究を行っております。内容は多岐にわたりますが、以下代表的なものを示します。
1. Dystoniaモデルマウスの研究
ジストニアの原因として小脳が注目されています。ジストニアモデルマウスを作成し、その病態を研究しております。
2. Huntington病モデルマウスの研究
Q175ハンチントン病モデルマウスの免疫組織学的研究を行っております。機械学習を用いた線条体ストリオソームコンパートメントの同定や、機能異常の研究しております。マサチューセッツ工科大学 McGovern Institute of Brain Research, Graybiel研究室との共同研究です。
3. 6-OHDA片側パーキンソン病モデルマウスを用いたl-dopa誘発性ジスキネジアの研究
パーキンソン病モデルマウスを作成し、その機能的異常の研究を行っております。徳島大学薬学部神経病態薬理学講座 笠原研究室との共同研究です。
4. アデノウィルス (AAV)ベクターを用いた神経トレーシング研究およびオプトジェネティクスまたは脳深部刺激による機能解析研究
ストリオソームに関連する神経トレーシング、オプトジェネティクス研究等を行っております。マサチューセッツ工科大学McGovern Institute of Brain Research, Graybiel研究室、福島県立医科大学 生体機能研究部門 加藤先生との共同研究です。
1.徳島大学工学部知能情報学科 獅々堀研究室と、データベースを用いた機械学習研究やデータマイニングの研究を行っています。
2.ウェアラブルデバイスを用いた研究、脳深部刺激療法に関連した研究を行っています(一部、アメリカピッツバーグ大学との共同研究)。
3.フィールドスタディも行っております(フィリピンの研究者との共同研究)。
4.MRIやPETを用いたジストニア、パーキンソン病、振戦患者の画像研究(徳島大学放射線科、リハビリテーション科の研究者と共同研究)。
徳島大学脳神経外科
Department of Neurosurgery,
Tokushima University Graduate School of Biomedical Sciences
〒770-8503 徳島県徳島市蔵本町3-18-15